かがわの名画座 『映画の楽校』

 「映画の楽校」事務局

 〒760-0013
 高松市扇町1-29-20
    中西博文
 携帯 (午後)
    090-9452-7229
 FAX 087-821-1882

 【創立12周年!進化迷走する? 映画の楽校の歩み】

■1951.4.11 事務員兼楽校長、『鉄腕アトム』雑誌連載開始の年に生れる。
成長と共に、恋ならぬ「映画愛」にめざめ、家族、周囲の心ある人々に“車寅次郎的“迷惑をかけ続ける。
■2002.4.11 誕生日に、妻より『人生は51歳から』という尊敬する作家、小林信彦氏の本をプレゼントされる。
■2002.10. 名画座の必要を感じ『映画の楽校』設立。第一回作品に、高松未公開となっていた日本映画『ハッシュ』を上映。
■2002.11. Lesson2『太陽を盗んだ男』上映。
観客は少なかったが、それを吹き飛ばす若い映画ファンの爆笑に手応えを感じる。この時から“楽校“にこだわり出す。
会報「映画の楽校通信創刊号」「出席カード」を作る。
■2002.12. 2003年度の香川県芸術祭に企画書『活!SANUKI弁!』提出、採用となる。
■2003.1. Lesson3『羅生門』『幕末太陽傅』上映。
2本立、2日間上映を始める。テキスト資料を配布する。
宮本武蔵に習い、校訓「心得の21ヵ条」を作る。
■2003.3. Lesson4イラン映画『酔っぱらった馬の時間』上映。
講師として「アフガン支援ネットワーク香川」の佐藤氏に来ていただき短時間だが話をして頂く。
「映画の楽校通信2」配布。
■2003.4. 『フィルムマラソン2003』準備。「映画の楽校通信3」発行。
『なつかしき笛や太鼓』のパネルを丸亀城の史料館から、また旧知の書家山内豊さんからニットで丹念に製作された『市川雷蔵』、『夏の嵐』をお借りできることになる(感謝!)。
山田洋次監督への署名活動を始める。
■2003.5.6 田町の「市民活動センター」にて『映画の楽校活動展」を2週間開催。
■2003.5.18 『フィルムマラソン2003』アクトホール.(拍手に感涙)
『木曜組曲』『至福の時』『なつかしき笛や太鼓』『ニュー・シネマ・パラダイス完全版』10時間連続上映4本立て。
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■2003.5.25 『映画の楽校通信4』発行。「もういっぺん上映してぇ! わしの兄貴が出とるんや!」・・の声に押され『なつかしき笛や太鼓』宇多津町にてアンコール上映を決める。
■2003.6.21 Lesson6『三遊亭亜郎・シネマ落語&NEW活弁!」上映。
■2003.6.22 三遊亭亜郎氏、香川県芸術祭・活弁講座開催。7月より「活!SANUKI弁」3ヵ月間のレッスン開始。
■2003.7.2 『なつかしき笛や太鼓』の舞台である小手島の学校訪問。ボールが海に落ちたという伝説の運動場に感激! 小・中学生(8名)、先生(11名)分の招待券を差し上げる。
■2003.7 『なつかしき笛や太鼓』宇多津上映。
『過去のない男』上映。(一番の入り。カウリスマキは強い)
■2003.8 夏休み。
■2003.9 高松市市民文化祭『映画フォーラム2003・朝原雄三監督を迎えて』。デビュー作『ときの輝き』他を上映。
■2003.10 映画の楽校1周年記念『日米ミュージカル競演」。『ウエスト・サイド・ストーリー』『真田風雲録」『君も出世ができる』3作品を上映。お客さんの少なさに、あまりに悔しくて、一人怒る。「なんで、大スクリーンで見ないの!?」
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■2003.10 香川県芸術祭『活!SANUKI弁!!』開催。チャップリンの変装を買って出て大いに失笑をかう。
■2003.11 ビリー・ワイルダー特集『お熱いのがお好き』『情婦」『アパートの鍵かします』3作品を上映。(少ない観客に慣れてきた自分が怖くなる・・?)。
・取材を受けていたNHK『おはよう日本』放映。後日番組を見てくれた高知県の映画サークルから電話。交流を始める。
■2003.12 『名もなきアフリカの地で』上映。
女房の詠んだ川柳「ひもじいよ 夫は 映画の伝道師」に大笑いする私に、「親父を笑わせてどうするねン」と息子の一言。
■2004.2 『氷海の伝説』上映。難解。人物相関図を付ける。
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■2004.3 『フリーダ』上映。
■2004.4  『MUSA』上映。二日続けて見に来た会員さんがいて、思わず二日目はタダにしてあげる。(後日、差し入れ有)。
■2004.5 『フィルムマラソン2004』高松の映画館が続々と閉館し、今年は新作ばかり4本を上映。『ヴァイブレータ」『夕映えの道』『10ミニッツ・オールダー』『この世の外へ』。
■2004.6 高松市市民文化祭『伊勢真一監督トーク&シネマ』開催。
「サンポートホール高松」の歴史に当分破られそうもない記録的(底)動員を残す。当日体調を崩し救急病院へ運び込まれるが、翌日、復帰。
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■2004.7 『オアシス』上映。韓国映画、キム・ギドク(『悪い男』)、ただ者ではない。
夏休み。2周年記念上映作品検討(本当は『バーバー吉野』が上映したかった)。
『映画の楽校・勝手に応援団」が勝手に出来る。
■2004.9 Lesson18『みなさん、さようなら』上映予定が台風直撃!順延!実は雨男は自分だったことに気付き、早速「嵐を呼ぶ男」ならぬ「雨を呼ぶ男」の替え歌をつくる。
■2004.10 創立2周年記念『父と暮らせば』上映。フィルム代が高額、前納。予期せぬカンパを頂き大感激!
■2004.11 ・香川県芸術祭『活!SANUKI弁!!RETURNS』。市民公募。昨年に続いてアニメのアフレコと無声映画の弁士に挑戦。溝口健二の『東京行進曲」『水戸黄門/讃岐版」「のらくろ』『チャップリンのスケート』等々、てんこ盛り。
・Lesson20『インファナル・アフェア 無限序曲』上映。
■2005.1 『誰も知らない』ゆ−とぴあ宇多津にて上映。
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■2005.3 『モーターサイクル・ダイアリーズ』上映。
■2005.5 『理由』上映。
■2005.6 『イオセリアーニ』監督特集。
■2005.7 フルマラソンはきついとの声もあり、[ハーフマラソン2005]として『トニー滝谷』『恋は5・7・5』『頭山』を上映。陸上競技と間違えてトレーニング姿で来た人は、いるわけがない。
県が来年度から本格的に始める映像事業『かがわルネサンス」(現・さぬき映画祭)実行委員会の委員に参加。月2回会合。
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■2005.8 戦後60周年祈念〜内海明子さんを迎えて・『無法松の一生』上映と主演女優・園井恵子さんを語る特別上映会〜
原爆によって31歳の若さで亡くなった園井恵子さんの最期を看取った元タカラジェンヌをお招きしての上映会。貴重なお話.
突然、80歳をこえる関西監督協会の某監督さんからお手紙を頂戴するも・・う〜ん、凄い達筆。
■2005.9 鈴木清順「オペレッタたぬき御殿」上映。本当は清順特集として『けんかえれじい』『刺青一代』を併映したかった!マジ懐が情けない。
■2005.10 『ウイスキー』上映。
■2005.11 『1リットルの涙』配給、上映。原作者の講演に加え、TVドラマ、主題歌のヒットもあり1200人を動員。危ない橋も渡ってみるもの。上映後、中学、高校でも多数上映会を持つ。
・県主催『プレ映画祭』開催。2年振りに朝原監督にお会いする。『釣りバカ』じゃない企画を出すも松竹本社のOKが出ないと社員監督のくやし涙。その横では『踊る大捜査線」を歩合契約したという本広監督が笑っていた。
■2005.12 ・韓国映画『マラソン』上映。
 ・閉園の決まった香川県の小島の保育所を丁寧に撮り続けた多田亜佐美監督(現在は東京転勤)の秀作『ボクラの島を忘れない』上映協力。当日来場され、作品を全国配給をすることになった。「いせFILM」の伊勢真一監督と2年振りに再会。なんと、お二人を引き合わせたのが、「映画の楽校」での上映会だったと聞き、二度ビックリ! 危ない橋を渡るのも悪くない。
・県主催「シナリオ講座」(講師/中島貞夫監督)受講。受講生の中には「映画の楽校」会員さんの顔もちらほら。
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■2006.2 Lesson30『いつか読書する日』上映。昨年、スカパーで撮影風景を追った番組を見た時から配給会社に交渉、交渉、また交渉。結果、2005年度ベストテン総ナメの高評価に我ながら先見の明あり?。上映会場に主人公にならって自前の小さな本棚を再現。雰囲気作りが大切。            
■2006.3 傑作『運命じゃない人」上映。内田けんじ監督、覚えておきましょう。
■2006.4 『亀も空を飛ぶ』上映。後日、四国学院大学でも上映。
■2006.5 市川準監督「あおげば尊し」上映。『いつか読書する日」と同じ配給会社。(初めての配給会社には必ず「映画の楽校」の資料を送る) 「映画の楽校」の活動を理解してくれた様で向こうから試写用ビデオを送ってくれた。
■2006.6 ロスバリエンテスキッズ・世界大会出場記念『ステップ ステップ ステップ』上映。県内でサルサを踊るキッズチームが初めて世界大会出場というまるで映画の内容を地で行くグッド・タイミングー−のはずだったのだが、なんとこの日は他のダンス公演とぶつかってしまい、「なんでこの日なの!」というお叱りの電話をいただくことに。
・『二人日和』の後援申請用紙を貰いに県のある課へ出向く。対応する職員の映画に対するあまりの偏見に、怒りを押さえ、小栗康平監督の次の言葉を贈る。これは【単に、映画が面白かった、つまらなかったというレベルの話ではない。映画が110年かかって獲得してきたものを、私たちひとりひとりの大切な文化として認識できるかどうか、という問題です】
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■2006.7 「地域のスポーツ振興を考える映画上映とシンポジウム」開催。
映画『シムソンズ』のモデルでもありソルトレークオリンピックに出場した関和章子さん、バレーボールクラブチーム「四国Eighty 8 Queen」米田監督をお招きしての上映会。単なる映画の上映会でなく色々知恵をしぼるのですが・・ね。
■2006.8 ・主演男優・栗塚旭さんをお招きして〜「二人日和』上映会。
心やさしい栗塚さんに感激! 会員さんもたくさん来てくれたが、初参加の方も多く、入会者、多数。
・『こんばんは』県内初試写会。夜間中学を描いた山田洋次監督の『学校』のモデルともなった見城慶和先生をお招きしての講演も。全国では300ヵ所以上の上映が行われている秀作なのに県内はゼロ。今後は「映画の楽校」が窓口となり普及していくことになる。
■2006.9  創立4周年記念『ヨコハマメリー』上映。 10年に一度、奇跡の傑作。「宮武画廊」さんのご好意で「ヨコハマメリー写真展」も開催。劇団R&Cの広瀬多加代さんに白塗り・そっくり・メリーさんに扮してもらい、映画の冒頭、舞台に登場してもらうパフォーマンス。あまりのナリキリぶりに感激、観客席から拍手が沸いた。11月に行われる「岡山映画祭」での再演も決定!
■2006.11 『家の鍵』上映。香川県こども文庫連絡会のご協力を得る。
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■2006.12 『弓』上映。豪雨!「全くあンたって、どうしょうもない、雨男!」 常連の会員さんに叱られる。
■2007.2 ・ガールズ・シネマ上映『ストロベリー・ショート・ケイクス』『フラガール』の2本上映。
・知人より寄贈された20年分の雑誌シナリオとドラマを「シナリオ講座」受講生、また上映会の折に無料配布。
■2007.3 ・無声映画鑑賞会・若手美人活動弁士/佐々木亜紀子さん公演。
 今の世の中、弁士さんも色々いるが、正統派なのがいい。
・松井久子監督を空港までお見送りに。これで何回目の来高か。
 メタボリックシンドロームに犯された私に比べ、会う度、細身の体にエネルギーが蓄積されていくような監督。
・琴平高校『サマータイムマシーン』上映。昨年8月からスタートした「さぬき映画祭・シネマキャラバン」映画の出前上映会県下33ヵ所の上映が無事終了。学校、公民館、病院、施設・・ 野外上映、ドルビーサウンドでの映写。できるだけ最良の環境を工夫した。場所も人も様々だが、どの会場も主催者の“顔”の見える映画会だった。
■2007.5 「子ども映画館・『お早よう』上映会」。
子どもたちに良質な“おとな映画“見せようという企画。
各種映写機展示、プロの“映写技師のお仕事”など工夫はしたのだが・・・集まったのはかつて子供だった人ばかり“。しかし、次代の映画ファンを育てることは大切。リベンジを固く誓う。
・Lesson40『魂萌え』『麦の穂をゆらす風」上映。
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■2007.6  『新・あつい壁』上映。全国に先駆けて大島青松園にて先行上映。中山節夫監督来場。今後は学校等で上映を広げていく決意。
■2007.7 ・『孔雀』上映。香川県日中友好協会のご協力。
・『新藤兼人監督特集』 『愛妻物語』 『裸の島」2本上映。
会場の傍で終日打ち合わせをしているe−とぴあ・映像塾の生徒さんたちに無料でいいから見て貰いたかった。シナリオを描く、映画を創る一一見ることがどれほど勉強になったことか。
■2007.8 ・雪村いづみさんを迎えて〜『そうかもしれない』上映会。
 共催の夕映えの会・藤田さんのお力で大盛況。舞台挨拶にも関わらず、雪村さんのアカペラも聴けた!
・さぬき映画祭「こども・活!さぬき弁!」オーディション開催。
 無声映画のこども活動弁士(小3〜中学生対象)公募に予想を上まわる27名の応募者。アフレコと感違いしている子どもたちの中から広瀬多加代(R&C)、大西 恵(マグダレーナ)両氏の厳しい(?)2ヵ月半の稽古に耐え、どんな活動弁士が生まれることか?。大いに楽しみ。
■2007.9 ・映画の楽校/5周年記念『黄色い涙」上映。
・サニーホール(天神前朝日新聞社1F)、e-とぴあ・かがわにて
 「映画の楽校5周年記念活動展」開催。
高校の文化祭で映画楽校活動展の依頼。OBの活動紹介。僕の時は体育祭も文化祭もなかったのだから、これは進歩?でも、生徒はあまり関心なさそうだったな。
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■2007.11 ・カウリスマキ『街のあかり』上映。
・「さぬき映画祭2007」いよいよスタート。というか、2ヵ月半関わってきた『こども活!さぬき弁!!』の本番。泣いた子もいた激動の75日間。こどもたちは、見事に演じきりました。ゲスト弁士・佐々木亜希子さん(絶品『子宝騒動』!)も絶賛の出来でした。
■2008.1 ・こんな、お正月。「皆で、初詣に行こうか?」という私に、妻が一言。「あんたひとりで行ってきぃ」「なんでぇ・・」と聞く私に「あんたの夢が叶えば家には何んの問題もない。しっかりお参りしてこお!」さらに重ねて「早よ、行ってこお!!」「・・・・・・・・」
ということで、私は黙って初詣。
■2008.2 ・『恋するトマト』大地康雄さん講演と映画会。
「中西さんも映画好きらしいね。実は、僕の師匠は伊藤雄之介なんです」
オォーッ、あの怪優、伊藤雄之介!!! 興奮する私に「師匠のこの作品、中西さんも知らないでしょう」と訊かれた作品は『あゝ爆弾』(岡本喜八のとんでも喜劇!)
「もちろん、知ってますよォ!」いつか「映画の楽校」で上映したいと思っていた映画のうちの一本。残念ながら、時間がなくゆっくりお話できなかったが、後日奥様から「大地がいつか映画の話しましょうと言ってます」とのお手紙をいただいた。ぼくも、ぜひお話したいです。
■2008.3 『小津の秋』栗塚旭トーク&シネマ
北海道から、千葉から、東京から、大阪から・・・飛行機で、新幹線で、高速バスで遠路高松まで嬉々として足を運ぶ栗塚旭ファンのご婦人方。栗塚ファンはホントに熱い方ばかり。そんなお客様をお一人お一人出口で見送りする栗塚さんの姿に、納得した次第。香川の栗塚命・長野さん、ホントお疲れ様でした。
■2008.4 日本映画を中心に貴重な写真集、インタビュー本の出版などで、知る人ぞ知るワイズ出版で、企画編集などに関わっている円尾敏郎さんに初めて会った。噂には聞いていたが、NHKドラマ『事件記者』に出てくる熱血記者のような方。気がつけば4時間余り話し込んでいた。そして、話はトントン―― 円尾さんがお持ちの戦前の名作フィルム『血煙り高田の馬場』(バンツマ主演、マキノ雅弘監督)の上映会を7月にいっしょにやることになった。覆面上映として幻の作品『××××』を同時上映として上映することに。何しろ僕はこの作品を見たいがために「スカパー」と契約しているのだ。僕などがいうのは何ンですが、映画のために今やらなければならないことを、情熱をもって実践しておられる円尾さんの仕事を僕は絶大に応援、評価します。
・『フイルムマラソン2008』上映。
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■2008.5.11 Lesson 50  『ペルセポリス』上映予定。後日、四国学院大学でも上映。
■2008.6.15 Lesson 51 パヴァロッティ追悼上映会『リゴレット』
■2008.7.13 幻の傑作時代劇映画大会
『決闘高田の馬場』(S12)(マキノ雅弘、稲垣 浩監督、主演 バンツマ)
同時上映/二度と見れない!幻のお宝傑作時代劇
■2008.7.27 柴田監督をむかえて〜平和を祈る映画『ひめゆり』の上映と朗読の集い
・映画と朗読とトークという贅沢な企画。そのうえ、カメラマンの澤幡さんまで飛び入り参加。ヒロシマ、ナガサキの手記を読み上げた子供たちには柴田監督も感激!
後日、広瀬さんと来年もまたやりましょうと話した。
・さぬき映画祭2008「こども活!さぬき弁!」
昨年に続いて行われる無声映画のこども活動弁士のオーディションに昨年を上回る40名のこどもたちが参加。「はい、笑って」「次は、怒って」「今度は、泣いてください」台本朗読に続いて、いきなりの演技実践。緊張、戸惑いの中、選ばれた精鋭弁士14名。やっぱ、こどもはスゴイ!11月22日公演に向けて、いよいよ9月より稽古が始まる。
■2008.8.24 ジェームス三木さん講演と映画『ふるさとをください』上映
・孤軍奮闘3か月、泉さん(きょうされん)本当にお疲れ様でした。
本当の上映はこれから。県内普及に向けて頑張りましょう。
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■2008.9.15 Lesson 55 『靖国』上映
■2008.10.8
■2008.10.12
日本映画を楽しむ会『織田信長』(1962年東伸テレビ制作)
日本映画を楽しむ会『狐の呉れた赤ん坊』(1945年大映 主演 坂東妻三郎)
■2008.11.22 さぬき映画祭2008(11月22日〜30日)
今年は、無声映画の活動弁士に加え、アニメーションのアフレコの上映、しかも会場をサンポートホールに移してのオープニング。本番に強いさぬきっこ14名。中でも、お爺さん役を演じた小3の少女にみんな感動!
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■2008.12.9 Lesson 57 『アクロス・ザ・ユニバース』上映
久しぶりにホールソレイユを借りての上映会。数年前なら若いファンで満員となる内容なのに、観客は60人。かつての単館ファンはどこへ行ったのか。
■2009.1.11 日本映画を楽しむ会『水戸黄門』(月形龍之介)
■2009.2.1 高畑淳子トーク&シネマ 『ほっこまい 高松純情シネマ』、『アキレスと亀』
さぬき映画祭2008優秀作 『ほっこまい 高松純情シネマ・ロングバージョン』を撮った高島弘監督との共催。
高畑淳子、高島弘監督、帰来雅基3氏の同級生トークのテーマは「本当のほっこまいは誰か?」。
結論は、「みる人」(帰来雅基)、「出る人」(高畑淳子)、「つくる人」(高島弘)、それに加えて「みせる人」(映画の楽校)――みんな揃って、“ほっこまい”。これが結論。我ながら、見事なオチ。
■2009.2.28 映画評論家 山根貞男さんを囲む会
コミュニティシネマの岩崎さんから、文化庁の主催する「優秀映画鑑賞会」の視察で山根貞夫さんと来高するので交流の場を設けたい―との連絡をもらい、急きょ企画。香川の映画状況、さぬき映画祭など話す。2次会、3次会は面白いお話が聞けた。
山根さんの話/なぜ、若者は映画(館)を見ないのか――映像作家を目指す若者は「影響を受けるから」と言い、一般女性は「映画館が怖い」と答えた。・・・・・・若者の映画(館)バナレの根は、深い。
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■2009.3.8 『赤い風船』、『白い馬』  名画の香り、たっぷり。
■2009.4.12 『しあわせのかおり』
準備不足。自転車操業のつもりが、自転車転倒。
■2009.4. なつかしの映画ポスター展(サニーホール)
「マキノ生誕100年映画祭」の宣伝の一環。東京のコレクターから貴重なポスター9点、ひばりファンの山内豊さん、川添さん(MON)にご協力いただいた。ポスターのほか、自前の映画本を展示。のべ150名ほどが来場。常時会場に詰めなければならないのが辛いが、いろいろなファンと出会う機会が得られるのが楽しい。ある日の夕方、香大生ふたり、来場。香大生も映画好きがいると知って少し嬉しくなる――黒澤明くらいは知ってるンだ。
■2009.5.6 『マキノ雅弘生誕100年 〜女優千原しのぶさんトーク&シネマ〜』
「よーい、スタート!」の号令とカチンコ音に始まるオープニング。続いて、地元劇団員による殺陣パフォーマンスで幕を開けた『マキノ雅弘生誕100年』。観客を迎えるのは小西金太郎作、なつかしき映画絵看板。マキノ映画3本の上映と千原しのぶさんトークショー。1日の映画会としては盛りだくさんの内容。個人的にはやるだけやった感はあるが、少なくない赤字も。「映画の楽校はこの日のために生まれました」というキャッチコピーは自分なりに考えたメッセージだが、どうすれば若い世代に届くのか・・・・・・悩ましい。「名画座的再映をしても復活はしない」というアンケートの声が、心に痛い。
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■2009.5. はずされる気分―さぬき映画祭2009実行委員
任期満了(?)――20名ほどいた実行委員から民間人がはずれ、縮小。どうやら行政関係者で固めた格好。元々行政主導の映画祭だったが、思いが強かった分、ショックも大きい。正直、立ち直るのに2ヵ月かかった。3月の反省会、突然聞かされた「さぬき映画祭検討委員会」からの提案書―よく読むと、中身は今までの実行委員会で言ってきたことばかり。ただ、それが具体的なアイデアとして機能する実行委でなかっただけ。そうとは知らず、新企画(“さぬきえいがびと”−有名人ばかりに目を向けるのではなく、香川の映画を支えた市井のひとに光をあてる)を提案した私はバカみたい。
耳にいたい、うるさいぐらいの(映画)バカのいない実行委会で何が生み出せるのか。しかし、お手並み拝見――というほど、ボクは冷めてはいない。金はなくても、知恵はしぼれる。他に新企画をふたつ程考えていた。一つは“人材育成”につながること、一つは“地域活性化”につながるもの。“さぬきえいがびと”と合わせて、いずれも「さぬき映画祭」の主テーマに合った企画だ。これはいずれ別な形でやろうと思う。皮肉なことに、今年は一般入札となった「こども活!さぬき弁!」「シネマキャラバン」に関わることになった。それにしても、と思う。手の平って返るものなのだ。
■2009.6.27
     〜 7.12
幻のお宝日本映画上映とポスター展(共催/ギャラリーMON)
■2009.7.26 平和を祈る映画『千羽づる』上映と朗読の会
女優一筋数10年。5回目となる今年の広瀬多加代さんの朗読には、とくべつに鬼気迫るものがあった。
■2009.8 そろそろ洋画を―
意図したわけではないが、このところ邦画(旧作)上映が続いていて、そろそろ洋画ファンには不満の声が上がる頃。8月は会場、作品も押さえ、洋画をと準備していたが、ある事情により中止に(結果的には忙しくなり、中止して正解だったのだが・・・)。高松の映画配給状況も変化し、映画館ですらなかなか希望する番組が組めなくなってきている。まして、自主上映は・・・(といって邦画を上映すればお客さんが入るということでもないのだが)。そんな中で自分なりにはひとつひとつの上映会について「楽校」らしさは工夫しているつもり。たとえば『祇園祭』はボクの単なる思いつきの上映会ではない。「映画の楽校」創立以前から、『黒部の太陽』とともにいつか上映したいと考えていた。実際、資料を送り、配給先と交渉もした。結果は、『祇園祭』(京都文化博物館)は、当時フィルム状態が悪く、取り止めに。『黒部の太陽』(石原プロ)は、ほとんど門前払いだった。ボクもよる年波か、このところボヤキが多くなってきたようで・・・「マキノ生誕100年祭」で、初めて会員さんに具体的協力(ペア2,000円)をお願いした手前、結果報告をお知らせした。それが、多少ボヤキ、メメシク聞こえたのなら、それはボクの本意ではありません。ところで、このところ増えている「円尾敏郎と日本映画を楽しむ会」ですが、フィルムは円尾さん所有のもので、すべてボランティア。経費はまったく掛かっていない。円尾さんは毒舌家だが、そのお話は自分で取材した内容なので、とても貴重。皆さん、ぜひ聞きに来てほしい。
■2009.9.27 映画の楽校七周年記念上映会 映画 『祇園祭』&トークショー
初公開以来、劇場公開、ビデオ、DVDもなく、未公開度において、あの『黒部の太陽』(1968年)と双璧と思われたまぼろしの映画 『祇園祭』(京都府所有)が、35ミリ・ニュープリントでの上映が決定した。企画から完成まで、さまざまな困難の末公開までこぎつけたのは、時代劇復興にかける中村錦之助の執念か。製作―公開は、『黒部の太陽』と同年の1968年。米国ではニューシネマ、日本ではプログラムピクチャー、五社協定が崩壊する中、銀幕のスターたちが自らプロダクションを起こし映画製作に乗り出した時代だった。中村プロ、石原プロ、三船プロ、勝プロ、吉永小百合も日活の反対をおして『あゝひめゆりの塔』を作っている。だから、映画『祇園祭』の製作名が「日本映画復興協会」という。1968年という時代―調べてみると面白い。高岡正昭×円尾敏郎ゲストトークショーが楽しみだ。
■2009.10.25 ‘60年代フォークソングライブ&映画 『若者たち』上映会
■2009.11.  さぬき映画祭2009 「こども活!さぬき弁!」
■2010.2.14  『バグダッド・カフェ』 『ムクシン』
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■2010.4.11 『パリ・オペラ座のすべて』
■2010.4.24 日本映画ポスター大展覧会+映画上映会 (4.24〜5.9)
■2010.5.23 『育子からの手紙』
■2010.7.25  日本喜劇映画大会
 『駅前旅館』『ニッポン無責任時代』『喜劇・女は男のふるさとヨ』
■2010.9.23  映画の楽校9周年記念特別上映会『クロッシング』
    
■2010.11.23  さぬきえいがびと in 映画の楽校
■2011.1.22
    〜 2.6
 あゝ懐かしの洋画ポスター展、映画音楽ライブコンサートと名画上映会
■2011.2.27  『春との旅』
■2011.4.24 Lesson76 『冬の小鳥』
■2011.5.29  『ヘヴンズストーリー』
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■2011.7.27  『ミツバチの羽音と地球の回転』   鎌仲ひとみ監督講演と映画会
■2011.8.21  70'STYLE! 青春の光と影を描く名作映画特集!
■2011.10.9  〜林隆三さんをお迎えして〜 東日本大震災復興支援
『エクレールお菓子放浪記』上映会
■2012.1.29 アルトマンマジック!、伝説の傑作 『ナッシュビル』上映会 
■2012.3.4 『赤い靴』
     
■2012.5.20  1965 華開く青春歌謡映画の世界
  〜女優・西尾三枝子さんを迎えて トーク&シネマ〜
■2012.7.21  文化庁優秀映画鑑賞推進事業 in 高松V
  社会派2大名作シネマ特集  『白い巨塔』 『飢餓海峡』 上映会
■2012.10.21  映画の楽校創立10周年記念
 ブギウギ映画祭 〜トーク&シネマ2本立て〜
■2013.2.24  『この空の花―長岡花火物語』
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■2013.4.7  『いわさきちひろ〜27歳の旅立ち〜』
■2013.6.9  木下惠介生誕100年映画祭 in 映画の楽校
 『陸軍』 『カルメン故郷に帰る』 『女の園』上映
■2013.7.27  名作『二十四の瞳』上映と小学唱歌コンサート
■2013.12.8  文化庁優秀映画鑑賞推進事業in 高松W 
 成瀬巳喜男監督の世界 『浮雲』 『おかあさん』 『乱れ雲』
    
■2014.4.13  蘇ったフィルムたち in 映画の楽校
 東京国立近代美術館フィルムセンター復元作品特集
 『くもとちゅうりっぷ』『瀧の白糸』(井上陽一活弁ライブ)
 トーク&シネマ 『斬人斬馬剣』
  ゲスト 岡島尚志(東京国立近代美術館フィルムセンター主幹) 
 『新・平家物語』
■2014.6.15  齊藤卓(木下惠介記念館前館長)をお迎えして
木下惠介は終わらない『永遠の人』『野菊の如き君なりき』『カルメン純情す』
■2014.9.7  黒澤明傑作選 『天国と地獄』 『用心棒』 『生きる』
■2015.1.18   2015年どこよりも早い
巨匠・市川崑監督生誕100年記念映画祭 『おとうと』 『犬神家の一族』
■2015.5.6 市川崑監督生誕100年記念映画祭第2弾
  『細雪』 『天晴れ一番手柄 青春銭形平次』
■2015.6.7  発掘!日本映画 『泥の河』 『大地の子守歌』
■2015.8.30  『東京オリンピック』
  
■2015.9.27  文化庁優秀映画鑑賞推進事業in 高松Y
■2016.3.6  “砂”の名作選
■2016.5.8  “美”やどる永遠の原節子 1951  Lesson100
■2016.7.9 文化庁優秀映画鑑賞推進事業in 高松Z
   
■2016.9.22  蘇ったフィルムたち in 映画の楽校
 
「映画の楽校」を開校して、16周年を迎えました。でもまだ、16年。たしかなことは、人に感謝。 映画に感謝する心。これからも、無い知恵しぼって、楽しんで、歩んでいきたい。
  最後は、やっぱり、この言葉を。「皆さん、いい映画に出合えてますか?」
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